霧箱実技研修会

2月28日(火)、いわき明星大学 学友会室にていわき市内小・中学校の教員向けに「放射線霧箱実技研修会」が行われました。

(有)ラドから戸田一郎氏と戸田武弘氏、ケニス(株)から村田氏と星氏を招き、参加者53名を8ヶ所のテーブルに分け、「ガラス霧箱」による「放射線の飛跡の観察実験」を行いました。

今回の実験は、教員が放射線の正しい知識を学ぶことによって、誤った知識や情報を正しく児童・生徒に教えることが出来るように研修を開いたものです。

「霧箱」は、目に見えない、においも味もしない「放射線の存在」がはっきりわかる装置です。
この装置の目標は、
1).ドライアイス冷却型霧箱を使い、自然放射線の飛跡を観察する。
2).放射性鉱物の飛跡から、α(アルファ)線・β(ベータ)線の飛跡を観察する。
3).Rn220(ラドン220)の飛跡から、半減期・崩壊系列を理解する。
4).放射線の利用例を学ぶ。


今回、戸田氏からは貴重な霧箱セットを10セットもご寄贈いただきました。
ありがとうございました。

(有)ラド
http://www.kiribako-rado.co.jp/radotop.html

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東先生より研修の目的と詳細の説明がありました。 ケニス(株)村田氏のトランプを使っての「頭の体操」です。
   
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戸田氏より放射線についての授業と、「霧箱実験」についての説明がありました。 参加した教員の方々も熱心にメモを取っています。
   
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テーブルに並べられた「霧箱実験道具」一式 1).ドライアイスを小槌で粉末になるまで砕く。
   
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2).粉末になったドライアイスをトレイに入れる。
3).ガラス霧箱のスポンジにエタノールをしみ込ませる。
   
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4).ガラス板を載せ、ライトを照らし、静電気を起こしたパイプを左右に動かす。 5).霧箱の中に自然放射線が降り注ぐのが見える。
   
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それぞれの実験テーブルで、教員の方々も自然放射線が見えると、思わず驚嘆の声が。 「戸田式卓上型霧箱」をスクリーンに拡大して見せている所です。
   
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次に「ベクレルの実験」です。加工したデンタルフィルムに、鍵を数日間固定した物を利用します。 フィルムを水道で良く洗います。(現像)


   
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放射線による感光作用で鍵の形が映し出されています。 研修の最後には先生方から質問も出ました。

   
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エネルギー授業に用いている「小型ペルチェ霧箱」 氷を用い、温度差を利用して放射線の飛跡を観察します。

実験の様子が動画で見られます
 (Windows media player)

 



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